TAG 教育・文化

ボーダー打ち破る次代のユーロ・ポップスター

欧州には「ポップス」という音楽形態を共有しながらも、各加盟国が個性溢れるサウンドやスタイルを競い合っている独特な音楽シーンがある。その中で頭角を表したアーティストに与えられるのが、EUの「ヨーロピアン・ボーダーブレーカーズ賞」。欧州ポップスの魅力と2017年の受賞者を紹介する。

多様性・多面性持つ欧州文化を日本に伝えたい

欧州連合(EU)加盟国の在日文化機関で構成されるネットワーク「EUNIC(European Union National Institutes for Culture)Japan」。代表を務める、スペインのセルバンテス文化センター東京の館長、アントニオ・ヒル・デ=カラスコ氏に、EUNIC Japanの活動や日・欧文化の比較、また日本人から受けるスペインの印象などについて聞いた。

言葉と文化を越え新たな表現を生む人形劇団

江戸時代からの伝統を継承しつつ、現代作品や翻訳作品にも積極的に取り組んでいる江戸糸あやつり人形の結城座。1971年のフランス公演以来、他国との共同制作や海外公演も積極的に行い、世界の人々を魅了し続けている。常に新たな表現を追求し、挑戦を続ける結城座の活動を紹介する。

EUの対外行動において文化が果たす役割

欧州連合(EU)といえば、気候変動への対応から、人道・開発援助の提供、世界各地で発生している紛争や対立の平和的解決の仲介まで、政策ずくめのように見えるかもしれません。

銭湯の魅力を世界に発信するフランス人

「日本の銭湯をもっと知ってほしい」と、その魅力を世界に発信し続けてきた銭湯愛好家のフランス人、コロイン・ステファニーさん。2015年12月、初代「銭湯大使」に任命され、さらに活動の幅を広げている。すでに400軒以上の銭湯を訪れているステファニーさんから見たその魅力とは

文化を国際関係の中核に据えるEUの新戦略

EUは6月、文化を国際関係の中核に据える新戦略を発表した。パートナー国との文化協力を奨励し、平和、法の支配、表現の自由相互理解…
PART 1 EU文化戦略とその背景
PART 2 EU文化戦略の概要
PART 3 欧州委員会教育・文化総局総局長インタビュー

持続可能な観光で発見―欧州の珠玉のスポット

欧州連合(EU)は「持続可能な観光(サステイナブルツーリズム)」促進を目的に、「郷土料理」、「水辺観光」、「バリアフリーで秀でている」などをテーマにあまり知られていないスポットに光を当て、新たな旅の味わい方を提示している。今回は、そんな欧州の珠玉スポットを紹介する。

ますます充実の「EUフィルムデーズ2016」

映画を通して欧州を再発見できる格好の機会、「EUフィルムデーズ2016」が6月18日から東京で、6月25日から京都で開催される。今回は、EU加盟国のうち、日本に大使館を置く26カ国全てが参加。きっと好みの映画が見つかる多彩なラインアップから、一部を紹介する。

革新的な展示で社会貢献した博物館を表彰

名立たる博物館や美術館が数多くある欧州には、「収集・所蔵」という伝統的な役割を超え、革新的な展示や取り組みで社会に貢献する博物館を表彰する「欧州年間最優秀博物館賞(欧州博物館賞)」がある。4月に発表された2016年の授賞内容を中心に、欧州の博物館の歴史や現状も紹介する。

欧州文化首都2016

毎年、欧州のいずれかの都市で開催される文化事業「欧州文化首都」。31年目を迎える2016年は、南欧の国スペインのサン・セバスティアンと東欧のポーランドのヴロツワフがその大役を担う。それぞれの都市の魅力とともに、1年間にわたって両都市で繰り広げられるイベントの一部を紹介する。