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EUが世界の人権問題に積極的に取り組む理由とその活動とは?

EUは、人権、民主主義および法の支配の尊重という価値を基盤としており、それは、EUの対外行動の指針となっている。12月10日の「国際人権デー」を前に、EUの世界的な人権推進活動について説明する。

国連と協調して世界で人権を擁護・推進するEU ~世界人権宣言70周年に際して~

今年は、1948年の第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されてから70周年となる節目の年。EUはこの数十年の間、国連との協力関係を深めながら、内外で積極的に人権政策を推し進め、この分野で国際社会をリードしてきた。本稿では、EUが人権推進・擁護に関わってきた長い軌跡を振り返る。

LGBTI人権擁護政策でも先進的なEU

EUは基本権憲章により、性的指向を含むいかなる理由によっても人を不当に差別してはならないと定めている。域内のみならず近隣国、第三国に対しても性的少数者の権利保障を求め、必要とあらば既存の二者間協定の見直しをも辞さないEUのLGBTI人権擁護政策とは?

平等と人権に基づく開発援助を訴えるEU

貧困撲滅などを目標とする「国連ミレニアム開発目標」の達成期限が来年に迫る中、EUは、次の国際的な開発目標 に対する方針をまとめた「野心的」な政策文書を本年6月に発表した。「人権」を中心に据えるその考え方や背景を紹介す る。

「死刑制度のない世界」を目指すEUの取り組み

人権を重視する欧州連合(EU)は、日本をはじめとする死刑存置国に、一貫して制度廃止を求めている。欧州の経験や世界の潮流を概観し、なぜEUは域外国に働きかけるのかを解説する。
PART 1 欧州における死刑廃止の取り組みと歴史
PART 2 世界的潮流である死刑制度廃止と日本

世界の人権擁護をリードするEU

自由、民主主義、法の支配などと並び、欧州連合(EU)の理念の柱をなす人権。EUは、人権が人類の普遍的な価値であることを明確に打ち出すとともに、世界レベルで状況改善に取り組むことを責務としている。
PART 1 EUにおける人権の位置づけ
PART 2 世界の人権状況改善を求めて