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EU の経済通貨同盟に関する考察文書とは?

欧州連合(EU)の単一市場を補完し、経済統合プロセスの大きな一歩として1992年に創設された経済通貨同盟(EMU)。現在、EMUが直面している課題を踏まえながら、本年発表された『EMUの深化に関する考察文書』について詳しく解説する。

EUの金融を安定に導く「銀行同盟」

債務危機によって得た数々の教訓を生かし、欧州連合(EU)は「銀行同盟」確立に向け、着実に金融改革を進めている。
PART 1 銀行同盟設立の背景と目的
PART 2 専門家に聞く「銀行同盟」

新財政協定発効 ―2013年1月1日

いわゆる「財政協定(Fiscal Compact)」として知られる「経済通貨同盟(EMU)における安定、協調、統治に関する条約(Treaty on Stability, Coordination and Governance in the EMU=TSCG)」が、条約の定める「ユーロ圏の12カ国の批准」という条件を満たしたため、2013年1月1日に発効した。本条約は、2012年3月に欧州連合(EU)加盟国中、チェコと英国を除いた25カ国が調印した、ユーロ圏の財政規律と監視の強化を図るための政府間条約で、ユーロ圏各国に厳格な財政均衡ルールを導入するもの。

欧州債務危機への取り組み

長引く金融・債務危機を受け、欧州連合(EU)はかつてないほど大規模で踏み込んだ対策を打ち出している。
PART 1 危機の背景と現状
PART 2 EUの改革は続く レーン欧州委員会副委員長(経済・通貨問題担当)との一問一答

欧州理事会の結論 -10月19日

2012年10月18日、19日の2日間にわたって開かれた欧州理事会(EU首脳会議)は、金融市場の緊張緩和のため断固たる行動を取り、信頼を回復し、成長と雇用を促進することを再度確約した。

欧州安定メカニズム(ESM)発足 -10月8日

欧州の恒久的金融安定網「欧州安定メカニズム(European Stability Mechanism=ESM)が、2012年10月8日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)において開催されたESM理事会初会合をもって発足した。ESMは債務危機に見舞われたユーロ圏の国々に対する支援手段のひとつであり、世界最大規模となる7,000億ユーロの資金枠を確保する。

「欧州安定メカニズム」創設条約調印 -2月2日

ユーロ圏17カ国が恒久的金融安全網(セーフティネット)である「欧州安定メカニズム(ESM)」創設条約に調印、7月の発効を目指す。