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着実に進むEUと日本の関係強化 ~第26回日・EU定期首脳協議~

本年に入って発効したEPAと暫定適用が開始したSPAにより、日・EU間の協力関係はますます深まっている。26回目の開催となる4月下旬に開かれた日・EU定期首脳協議では、これら2協定の実施状況を評価するとともに、約2カ月後に控えたG20大阪サミットを視野に入れた話し合いが行われ、今後のさらなる二者間の連携を示す共同声明を発表した。

日・EU関係強化の重責を担う政治部の新任外交官

2018年10月、駐日EU代表部政治部の新任外交官として着任した、プティ政治部部長とリーヴィ参事官。2019年2月1日の戦略的パートナーシップ協定(SPA)の暫定適用開始を前に、政治部への注目も高まる中で、職務の内容や日本への思い、今後の抱負などを聞いた。

日・EUのEPAが2019年2月1日に発効、SPAの暫定適用も開始

2019年2月1日は、日・EU間のEPAが発効し、世界のGDPの約3分の1を占める人口6億余りの巨大な自由貿易圏が形成される、記念すべき日となる。同時に一部適用が始まるSPAと合わせ、これら2つの協定が日本とEU双方にもたらす具体的メリットや、今後の二者間関係を概説する。

EPA、SPAで日・EU関係飛躍の年に

まずは、EU MAGの読者の皆さまに新年のご挨拶を申し上げるとともに、本年も引き続き、欧州および日本と欧州連合(EU)との関係にご関心を持ち続けていただくことを願っています。

日・EUの連携を強める戦略的パートナーシップ協定(SPA)

日本とEUの間の経済連携協定(EPA)と戦略的パートナーシップ協定(SPA)が、2018年7月に署名されたことによって、二者間関係が飛躍的に進展することが期待される。本稿では、SPAで掲げられた4つの目標と具体的な内容を概説する。

第25回日・EU定期首脳協議開催

欧州連合(EU)と日本の第25回定期首脳協議が、2018年7月17日に東京で開催され、双方の首脳は、二者間関係を大いに発展させる戦略的パートナーシップ協定(SPA)と経済連携協定(EPA)という2つの画期的な協定に署名した。

日本との経済連携協定交渉が妥結 ―12月8日

本年7月6日の大枠合意後、 詰めの作業を続けてきた日本と欧州連合(EU)の経済連携協定( EPA)交渉が、12月8日に妥結した。

伊勢志摩サミットなどで多忙となる2016年

新しい年の幕が開けました。本年は私ども駐日欧州連合(EU)代表部にとって多事多端な一年となることが予想されます。まず筆頭に、日本が議長国として開催する主要国首脳会議(通称・G7)が挙げられます。

新駐日大使に聞く日・EU関係の今後

2014年12月に就任したヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ新駐日EU大使。対アジア外交のエキスパートでもあり、東洋文化にも造詣が深い新大使に、これからの日・EU関係や任期中の目標、外交哲学などについて話を聞いた。

世界の平和と繁栄のため共に行動する日本とEU

5月7日、ブリュッセルで行われた第22回日・EU定期首脳協議(日・EUサミット)では、SPAおよびFTA締結への強い姿勢を再確認、学術・科学技術分野、宇宙・サイバー空間での協力推進、安全保障分野での連携強化等につき、話し合われた。