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G7の一員としてテロや保護主義と戦うEU

再び、読者の皆さまへの月次のごあいさつの冒頭に、お悔やみの言葉を述べなければならないことを、大変悲しく思います。今回は、5月22日に、マンチェスターで起きた恐ろしい事件の犠牲者に、哀悼の意を捧げます。特に、多くの若者が犠牲になったことに、胸が張り裂けそうな思いです。

G7外相会合、国際秩序のための団結を確認 ―4月11日

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は4月10、11の両日、他の主要国首脳会議外相会合(G7広島外相会合)参加外務大臣とともに広島市に集い、テロや暴力的過激主義への対応、難民危機、シリア、リビア、および中東・ウクライナ情勢などの国際問題について討議した。

ブリュッセルでのテロ攻撃とG7体制の意義

世界の多くの人にとって悲しいことに、欧州連合(EU)諸機関がベルギー政府とその国民の寛容を享受してきたブリュッセルで、3月22日に同時多発テロ事件が起きてしまいました。

EUとG7伊勢志摩サミット

2016年5月、G7伊勢志摩サミットが開催される。欧州連合(EU)はその前身の欧州共同体(EC)として、1977年のロンドン・サミットから参加。以降、地球規模の課題解決に貢献してきた。サミット…
PART 1 EUと主要国首脳会議の関係
PART 2 各G7閣僚会合に臨むEUの立場と役割

世界に開かれた高等教育を展開するEU

高等教育の現代化を進めているEU。2014年には教育助成プログラム「エラスムス・プラス」をスタートさせるなど、国際協力と留学の促進にも力を入れている。G7教育大臣会合の準備で来日した欧州委員会の教育政策責任者に、EUの取り組み、日欧協力やG7への期待などを聞いた。

伊勢志摩サミットなどで多忙となる2016年

新しい年の幕が開けました。本年は私ども駐日欧州連合(EU)代表部にとって多事多端な一年となることが予想されます。まず筆頭に、日本が議長国として開催する主要国首脳会議(通称・G7)が挙げられます。

EUが初めて開催したG7サミット

2014年6月4日~5日、欧州連合(EU)が初めてホストを務めるG7サミットがブリュッセルで開かれた。議長国ロシアの不在という異例の開催であったが、EUが存在感を示し、ウクライナ問題や対ロ政策をはじめ多くの課題につき協議が行われた。