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域内外で進展するEUの移民・難民対策
欧州連合(EU)の対外国境管理と移民・難民問題は、ユンカー委員会が掲げた「10の優先課題」の一つ。特に2015年から2016年にかけて、欧州は戦後最大の難民危機に直面し、その規模と緊急性は従来の想定を大きく上回るものであり、EUは持続可能な解決を模索しながら、さまざまな措置を講じてきている。その中でも、5つの重要な最新の動きを紹介する。
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難民危機とEU
第二次世界大戦以降、最大規模の難民流入に直面しているEU。押し寄せてくる移民や難民への対応、対外国境の管理強化、周辺国への支援の増強、非正規移民の送還など、EUはさまざまな対策に…
PART 1 難民危機の現状
PART 2 EUの移民・難民に関する取り組み
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欧州難民危機~急増するシリア難民への対応~
欧州に流入する難民の数が急増している。アラブ・アフリカ諸国での紛争や迫害を逃れ、平和で安定した場所を求めて国外に脱出した人々だ。欧州連合(EU)では人権擁護の基本理念のもと、移民・難民問題への対応を迅速化するため、加盟国間だけでなく対外的にも各国との協力関係を強化している。
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EUの難民対策とシリア難民への対応とは?
2005年を境に再び増加してきた世界の難民申請数。最近では内戦の激化や「イスラム国」の出現により、シリアからの難民がアフガニスタンを抜いて世界最多となっている。世界の難民の現状とEUの難民政策を概観し、特にEUと加盟国のシリア難民への対応を解説する。
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移民・難民政策の強化に乗り出したEU
北アフリカや中東からの難民が急増する中で、受け入れ国はさまざまな問題に直面している。欧州の難民受け入れの動向と最新の対策強化への動きを紹介する。
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