駐日欧州連合代表部、ウクライナ支援チャリティーコンサートを主催

チャリティコンサートで演奏する黒木洋平、松岡優明両氏。ピアノはオーストリアのベーゼンドルファー社のもの。©EU Delegation to Japan/Y. Shimazu

6月1日、駐日欧州連合(EU)代表部は、ウクライナを支援するため、ピアノ演奏によるチャリティーコンサートを開催し、岸田文雄総理大臣やセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使、G7・EU加盟各国大使など数十名の来賓が出席した。

ピアニストの黒木洋平氏と松岡優明氏が演奏した曲目には、ウクライナ人作曲家による曲が2曲が含まれ、現在ウクライナ、そのアイデンティティおよびその人々に対し繰り広げられている戦争のことを強く想起させるものだった。

ハイツェ・ジーメルス駐日欧州連合臨時代理大使は、「ウクライナの人々は自らの生活を守るためだけでなく、普遍的価値のために戦っている。(ウォロディミル)ゼレンスキー大統領とウクライナの人々には、本当に勇気づけられる思いだ」と語った。

また、EUや日本をはじめとするG7のパートナー国や友好国が示した連帯について強調し、「われわれは、出来る限り広範に国際社会からロシアを非難し、孤立させることに取り組んでいる」と述べた。

岸田総理も挨拶の中で「日本は、一日も早く、ロシアの非道な侵略をやめさせ、平和を取り戻すために、EUを始め国際社会と結束し、ウクライナ支援とそして強い制裁を強力に進めてまいります」と述べ、同様の考えを示した。