2016.4.12
OTHER
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は4月10、11の両日、他の主要国首脳会議外相会合(G7広島外相会合)参加外務大臣とともに広島市に集い、テロや暴力的過激主義への対応、難民危機、シリア、リビア、および中東・ウクライナ情勢などの国際問題について討議した。
海洋安全保障、サイバー問題、核軍縮と不拡散、アフリカおよびアジア情勢も議題に上った。
会合終了後、「G7は、民主主義、法の支配の尊重、自由・公平で開かれた市場、領土一体性の尊重並びに人権及び国際人権法の尊重を含む共通の価値や原則を共有している。我々は、我々が共有する普遍的価値や、我々が尊重し裨益する、ルールに基づく国際秩序に対する挑戦に対し立ち向かうべく団結する。我々はテロ・暴力的過激主義、政治的不安定及び新たな安全保障上の脅威や非伝統的脅威を含むグローバルな課題に対し、連携して努力し、行動する決意である(外務省仮訳から転載)」との前文で始まる共同コミュニケを発表した(同共同コミュニケ全文は下記のリンクより閲覧可能)。
2日間にわたる会合の中で、モゲリーニ上級代表と他の外相全員が広島平和記念公園と広島平和祈念資料館を訪問し、1945年の原爆投下の犠牲者に敬意を払うために原爆死没者慰霊碑に献花した。
– G7広島外相会合共同コミュニケ (PDF)
– 核軍縮及び不拡散に関するG7外相広島宣言 (PDF)
– 不拡散及び軍縮に関するG7声明 (PDF)
– 海洋安全保障に関するG7外相声明 (PDF)
いずれも<日本外務省提供仮訳>
EUとG7伊勢志摩サミット: 各G7閣僚会合に臨むEUの立場と役割(EU MAG 2016年4月号特集 PART 2)
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