日本・EU友好議員連盟との交流 ―3月3日、4日

左より鏡割り後の乾杯に臨む後藤田議連事務局長、保利前会長、小坂新会長、中川会長代理(3月3日、駐日EU代表部)© European Union

3月3日、ヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ駐日EU大使はEU代表部にて祝宴を催し、昨年12月の政界引退まで、日本・EU友好議員連盟会長(以下、議連)として日・EU関係の発展に尽力された、保利耕輔元衆議院議員の功績に感謝するとともに、小坂憲次参議院議員の議連会長就任を祝った。祝宴には両氏のほか、議連に所属する衆参議員、EU加盟国大使、外務省および国会事務局の幹部職員が出席した。本年、日本・EU議員会議が35周年を迎えることから、日・EU関係のますますの発展を願って、大使、保利前会長、小坂新会長による鏡開きが行われ、その後、和やかな歓談が続いた。

日本・EU友好議員連盟総会の様子(3月4日、衆議院第一議員会館)

翌4日、日本・EU友好議員連盟の総会が衆議院第一議員会館内国際会議室で開催され、イスティチョアイア=ブドゥラ大使が来賓として出席した。大使はこの席で、日本とEUが戦略的パートナーとして、その協力分野を経済だけでなく、安全保障、科学技術、環境問題、テロとの戦い等、より政治的で、幅広い分野に広げてきたことに言及するとともに、現在、日本・EU間で交渉が進められている自由貿易協定(FTA)/経済連携協定(EPA)と戦略的パートナーシップ協定(SPA)の意義について説明した。その後、活発な質疑応答が出席議員との間で行われた。