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駐日欧州連合(EU)代表部のハンス・ディートマール・シュヴァイスグート大使は、11月8日に東京の日本外国特派員協会にて、EUの現状、欧州のパートナーとしてのアジアの重要性の高まり、日・EU関係という3つのテーマに焦点を当てた講演を行った。
EUの現状としては、債務危機に対するEUの取り組みや、域内外の政策担当者や市場などが以前より冷静に事態をにるようになったことを説明した。また、欧州がアジアとの関係をより一層深めたいと願っていることを説明し、11月の5日と6日にビエンチャン(ラオス)で開催された第9回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合の重要性に言及した。
日・EU関係については、1970年代から80年代にかけての通商摩擦が、いかに多面的かつ円熟した連携関係へと深化していったのかについて概説した。
関連情報
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2012年11月13日
EU MAG Vol. 未分類
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