第4回日EU俳句コンテストの優勝者決定 -9月2日

外務省とEUが共催する第4回日EU俳句コンテスト(英語俳句)において、ギリシャ人男性ヨルゴス・パクシマディスさんと、日本の女子大生大井美里さんが、それぞれ日本側とEU側の最優秀賞を受賞しました。
フェイスブック上で日本と28のEU加盟国双方から「虹(rainbow)」をテーマに募集した今次のコンテストには、6月3日から8月1までに同コンテスト史上最多の710句(日本:185句、EU加盟国:525句)が寄せられ、3名の審査委員による審査の結果お二人が選ばれました。
EUから応募のあった俳句の中から最優秀賞に選ばれたパクシマディスさんには、外務省から近代俳句発祥の地である松山市へ招待され、また、大井さんは、駐日EU代表部より、俳句愛好家であるヘルマン・ヴァンロンプイ欧州理事会常任議長の出身国ベルギーへ招待されます。

パクシマディスさんの句
rainbow of hope / amidst ocean breeze / the lone pine tree
(仮訳) 希望の虹 海風に立つ 松一本

大井さんの句
Heading to the rainbow / -we are the one / on the same boat
(仮訳) 虹めざし われらはひとつ 同じ船に

このほか、EU、日本から各5句が入選作品として選ばれました。

*仮訳は外務省

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