2013.3.8
OTHER
キャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は国際女性デーに際し、声明を発表した。
<日本語仮訳>
「本日は国際女性デーである。世界中の女性は、自らの国家、社会および家庭の未来を築き、恐怖と暴力から解放された状況で市民的、政治的、経済的、社会的および文化的権利を勝ち取ろうと闘っている。私は世界各国を訪問する機会があるが、自国の民主的未来の中で同等の役割を果たそうと闘っている勇気ある女性との出会いがある。彼女たちは私のみならず、EUおよび全世界の女性にとって刺激となっている。本日のこの機会を捉え、彼女たちを称えたい。
本日、ニューヨークで開催される第57回国連女性の地位委員会会合を機に、5,000人以上もの人々が女性や少女に対するあらゆる暴力の撲滅と防止を議論するために集う。女性や少女に対する暴力は世界的現象であり、国境・世代・国籍・地域社会に関係なく横行している。しかしながら、それは隠蔽され、報告・告発・処罰が不十分な状態が続いている。この傾向は改善されなければならない。EUは、女性に対するすべての暴力撤廃に関する合意結論が幅広い同意を得られるよう、働きかけを続ける。過去10年間、EUは女性や少女に対する暴力に直接対応する100以上ものプロジェクトを支援してきたが、その総額は8,000万ユーロに上る。これには市民社会、大学および地方自治体が日々の作業の中で暴力と闘い、被害者を支えられるよう、経済支援を提供するEUダフネ計画も含まれる。
今こそ、平和と繁栄の中ですべての男女の将来を築き上げるために力を合わせることで、男女間の平等の達成に向けた前進を加速化させる時である」
http://www.euinjapan.jp/en/media/news/news2013/20130308/105340/
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