2022.4.5
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パトリシア・フロア駐日EU大使は、出身国ドイツの駐中国大使として北京に赴任することが決まり、その準備のため4月1日に離日した。後任の大使が着任するまでハイツェ・ジーメルス公使が臨時代理大使を務める。
離日に先立ち3月30日に送別レセプションが開催され、フロア大使は挨拶の中で、約3年半の在任中に日・EUの良好な関係を築けたことに謝辞を述べ、また自身が二者間関係の発展に貢献できたことを振り返るとともに、今後の日・EUのパートナーシップのさらなる強化を祈念した。
林芳正外務大臣、牧島かれんデジタル大臣、鈴木貴子外務副大臣は送辞の中で(ご臨席がかなわなかった林大臣の辞は、鈴木副大臣が代読)、フロア大使の在任中に日・EU経済連携協定と戦略的パートナーシップ協定の発効に続き多くの面で日・EUのパートナーシップが強化されたことや、さまざまな課題について大使と議論したことなどに触れると同時に、国際的にも重要な責務を担うフロア大使の今後の活躍を願った。
山口那津男公明党代表は乾杯の挨拶で、ちょうど満開を迎えた桜が日本では門出を象徴する花であることを引き合いに、大使との別れを惜しみ、新たな旅立ちを祝った。
フロア大使はドイツ外務省の高官として在外勤務を含む要職やEU特別代表などを歴任した後、2018 年9月に駐日EU代表部に着任、11月に女性初の駐日EU大使に正式に就任した。このたび、4年の任期を半年ほど残して駐日EU大使職を離れ、再び本国のさらに重要な職務に就くこととなった。
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