2020.10.9
OTHER
2020年10月5日~6日、ソマリア沖に派遣されているEUの海軍部隊と日本の海上自衛隊が、アデン湾で共同海上訓練を実施。航行の自由や海洋安全保障に関する協力強化の一環として行われた同訓練には、現地で海賊対処活動に従事するEU海軍部隊「アタランタ作戦」の艦艇と哨戒機ならびに海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」が参加した。実施後発表された共同声明では、この分野における持続的協力をインド洋や太平洋の他のパートナーとの協力に広げていく、との考えが示された。これに先立つ9月20日にも、EU側の旗艦であるスペイン海軍のフリゲート艦「サンタ・マリア」と「おおなみ」は、日・EUの連携を図るべく、高度な共同訓練を実施している。
「おおなみ」は日本の海上自衛隊の艦船で、多国籍部隊である「第151連合任務部隊(CTF151)」に参加してアデン湾を航行している。CTF151は、EUが国連安全保障理事会決議と国際法に則り2008年に共通安全保障・防衛政策(CSDP)の枠組みで始動させた「アタランタ作戦」にとって、ソマリア沖における海賊および武装強盗行為の抑止・阻止・鎮圧活動の重要なパートナーである。
写真はEUNAVFORより
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