2012.1.27
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横行する模倣品や海賊版によって知的財産権(IPR)が侵害されることを防止するために構築された国際的枠組みACTA(Anti-Counterfeiting Trade Agreement)にEUが署名した。
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2012/01/27
1月26日、東京の日本国外務省で「偽造品の取引の防止に関する協定(仮称)(ACTA)」の署名式が開催され、ハンス・ディートマール・シュヴァイスグート駐日欧州連合(EU)大使およびEU加盟国中22カ国の大使が同協定に署名した。
EUを代表してシュヴァイスグート大使が、日本が主導するACTAは、加盟国がより効果的に知的財産権侵害と戦うための執行メカニズムを向上させることを目指すものであること、そして、これがEUおよびEU加盟国が貿易パートナー国と共有するひとつの目標であると述べた。
本協定の寄託国を務める日本からは、中野譲外務大臣政務官と北神圭朗経済産業大臣政務官が出席した。
(注1)今回署名を行った国等:EU、オーストリア、ベルギー、ブルガリ ア、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ポー ランド、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデンおよび英国
(注2)オーストラリア、カナダ、日本、韓国、モロッコ、ニュージーランド、シンガポールおよび米国は2011年10月1日に署名済み
関連記事:『ヨーロッパ』誌2011年冬号
「模倣品・海賊版拡散防止条約(ACTA)――最終条約案文を確定」
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