2012.1.22
OTHER
© European Union, 2012
1月22日、EUへの加盟の是非を問う国民投票でクロアチア国民の66%が賛成票を投じ、EUと共に歩むという選択を行った。投票率は44%。イボ・ヨシポビッチ大統領は、この投票結果は欧州に対するゆるぎない肯定を意味する、と述べた。EU加盟国とEU加盟候補国のクロアチアは、2011年12月9日に加盟条約に調印している。本国民投票の結果を受けてクロアチア議会は同条約の批准を進める。同国議会と各EU加盟国議会の条約批准を経て、クロアチアは2013年7月1日に28番目の加盟国としてEUに加わる予定である。
関連情報
EU加盟を問うクロアチアの国民投票の結果に関する、バローゾ欧州委員会委員長とヴァンロンプイ欧州理事会議長の共同声明
2012/01/22
MEMO/12/29
ブリュッセル
<日本語仮訳>
クロアチアのEU加盟を問う国民投票の正式な結果の公表を受け、ジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長とヘルマン・ヴァンロンプイ欧州理事会議長は以下の声明を発表した。
「クロアチアの欧州連合(EU)加盟をめぐる国民投票で肯定的結果が出たことを、歓迎する。これにより、同国は欧州統合を承認したことになる。クロ アチアおよび同国民に賛辞を送る。EU加盟国となることにより、新たな機会が開かれるとともに、国家の安定と繁栄を確保する一助となる。 国民の承認を得た今、同国政府は残された加盟準備の仕上げが可能となった。クロアチアとすべてのEU加盟国の議会による批准プロセスが円滑に進み、2013年7月1日に28番目のEU加盟国が誕生することを、祈念する。
来るクロアチアの加盟は、南東欧地域に明確なシグナルを送ることになる。政治の英断と改革の断行により、EU加盟に手が届くことが明示されている。本日の国民投票の結果は、クロアチアにとって、同地域にとって、欧州にとって、吉報だ。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/12/29&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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