ミシェル欧州理事会議長、再選

欧州理事会は3月24日、シャルル・ミシェル現議長を、2022年6月1日から2024年11月30日までの2年半の任期で、2期目の議長に再選した。ミシェル議長はまた、同期間のユーロ圏首脳会議（ユーロサミット）の議長にも再任された。

EU首脳会議（EUサミット）とも呼ばれる欧州理事会は、EU加盟国の首相または大統領、および欧州委員会委員長と同理事会議長で構成され、EUの政治的方向性と優先事項の大綱を定める場。その議長は共通外交・安全保障分野の諸問題について対外的にEUを代表する。

常任としての欧州理事会議長（President of the European Council）職はリスボン条約（改正欧州連合条約）に基づき2009年12月1日に創設された。2019年12月1日に新たな議長に就任したミシェル氏は、2年半ごとに選任される同職の、創設以来3人目の議長である。なお、再選は一度のみ可能。

ミシェル議長は再選当日、ブリュッセル訪問中の岸田総理と初めて対面で会談した（2022年3月24日　EU理事会ビル）Photo from Newsroom of the European Council / Council of the European Union, © European Union

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