2014.3.12
OTHER
2月24日、キャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長はウクライナの首都キエフを訪問し、ユリア・ティモシェンコ元首相や新政権の代行メンバーと会談した。アシュトン代表はウクライナの領土の一体性と同国の主権と独立について強いメッセージを送る必要があると認識。
アシュトン代表はまた3月1日に、ロシアがウクライナで軍事力を行使する決定を下した際には、いかなる動き、行動、軍隊配備も、国際法と国際公約および二国間協定に従うものでなくてはならないとの声明を発表した。代表は3日には臨時のEU外務理事会を開催、ロシアの軍事行動を非難するとともに、対ロシア制裁措置の検討およびウクライナへの支援について協議した。
ヘルマン・ヴァンロンプイ欧州理事会(EU首脳会議)常任議長は、3月6日に臨時欧州理事会を招集し、ウクライナのアルセニイ・ヤツェニュク首相から状況の報告を受けた。会合では外務理事会の協議を受け、事態の沈静化に向けEUとして取るべき措置や方針を確認した。ウクライナに関する欧州理事会の声明はこちら。
これに先立つ3月5日、欧州委員会は臨時欧州理事会に提示するため、ウクライナへの経済・財政支援に関する具体的措置群に合意した。欧州委員会の対ウクライナ支援措置はこちら。また同日、EU理事会はEU域内にあるウクライナの濫用された国家資金の凍結および回収を中心とするEU制裁措置を採択した。
欧州委員会は3月11日には、ウクライナからの輸入品に対する関税の一時的な削減・撤廃を欧州議会とEU理事会に提案した。詳細はこちら。
直近のウクライナ情勢への対応を含むEU・ウクライナ関係をまとめたファクトシートはこちら(2014年3月18日付・英語)
EUのウクライナ情勢への対応関連のニュースは逐次、EU代表部のウェブサイトにアップされます(日本語)
「東方のパートナー国と踏み出す新たな一歩」(2014年2月号 政策解説)
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