2022.1.24
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欧州議会は1月18日、フランス・ストラスブールの本会議で、議会内最大政党グループの中道右派、欧州人民党(EPP)のロベルタ・メツォラ第一副議長を新議長に選出した。直前に1人が辞退し、3人の候補で争われた議長選では、投票総数690票中、絶対多数を優に超える458票がメツォラ氏に投じられた。
マルタ出身で43歳のメツォラ新議長は、これまでの欧州議会議長の中で最年少である。2013年に欧州議会議員初当選後、2020年11月には第一副議長に就任し、本年1月11日にサッソーリ議長が死去した後は議長代行を務めていた。シモーヌ・ヴェイユ(1979~1982年)、ニコル・フォンテーヌ(1999~2002年)に次ぐ3人目の女性議長である。
欧州議会の改選は5年ごとに行われるが、その議長は議会任期の半分の2年半で選出し直される。再任は可能。メツォラ議長は、2024年央に次の欧州議会選挙が行われ新議会が招集されるまでの間、現議会を率いていく。
ロベルタ・メツォラ(Roberta Metsola):欧州議会議長(2022年1月~2024年央)
1979年、マルタ生まれ。フィンランド人の夫と4人の息子がいる。欧州法と欧州政治を専門とする法律家で、在EUマルタ常駐代表部勤務などを経て、2013年にマルタ初の女性の欧州議会議員の一人として選ばれ、その後二度の再選を果たす。2020年11月に欧州議会第一副議長、2022年1月に同議長に選出。
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