ヴァンロンプイ欧州理事会議長再任　-3月1日

2009年12月1日に欧州理事会議長（President of the European Council）に就任したヘルマン・ヴァンロンプイ初代常任議長が、本年3月1日に開催された同理事会にて、全会一致で再任された。任期は本年6月1日から2014年11月30日まで。EUの改正基本条約「リスボン条約」（2009年12月1日発効）で新設された同常任議長職の任期は2年半、再任は1回のみ認められている。

ヴァンロンプイ議長はまた同じ任期で、「ユーロサミット」（ユーロを導入している国々――「ユーロ圏」――　の首脳会議）の議長にも指名された。ユーロ圏の首脳は2011年10月に、ユーロ圏のガバナンス向上策の一環として、定期的に（少なくとも）年2回首脳会議を開くことに合意している。ヴァンロンプイ議長はそれに先立つ2010年3月からユーロサミットの議長を務めている。