英国を除くEU27加盟国とEUの首脳は2019年4月10日に「特別欧州理事会」を開催し、英国のEU脱退(EU離脱)をめぐる最新の情勢を討議する。会合の開催は、3月29日に英国議会下院が脱退協定案を否決したことを受け、トゥスク欧州理事会議長が決定した。
4月5日、メイ英国首相はトゥスク議長宛てに脱退期限を延期するよう求める書簡を送った。首相は6月30日までの延期を提案し、5月下旬の欧州議会議員選挙時に英国が依然EU加盟国であるのなら選挙が実施できるよう準備を続ける、と付記した。
EU27加盟国首脳は、3月21日に、もし脱退協定否決の場合は4月12日まで脱退期限を延期する決定している。
会合の結果は後日こちらでご覧ください(英語)。
英国脱退に関するEU MAGの記事はこちら(日本語)