2020.7.3
2020年7月1日、半年ごとの輪番制であるEU理事会の議長国を、ドイツがクロアチアから引き継いだ。EUの原加盟国であるドイツにとって、議長国を務めるのは2007年後半から13年ぶりの13回目となる。
7月2日には、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が委員たちと共に、アンゲラ・メルケル首相率いるドイツ連邦政府の閣僚とテレビ会議を実施し、議長国開始に際して意見交換を行った(ヘッダー写真)。
「欧州の復興を共に(Together for Europe’s recovery)」をモットーに、ドイツは以下の6つを優先項目とした議長国プログラムを組んでいる。
前述のテレビ会議でフォン・デア・ライエン委員長は、コロナ対策にも大きく関わってくる、現在協議中のEUの次期長期予算(2021年~2027年)への合意が急務であると述べている。この難局を乗り切るためにも、創設メンバーである大国ドイツの舵取りの手腕に期待がかかる。
なお、「トリオ議長国制度」の下、ドイツは後任のポルトガル(2021年前期)およびスロヴェニア(同後期)と共に、共通の課題への継続的な取り組みを図る。
ドイツ議長国のウェブサイト(英語)はこちら
「議長国」については、EU MAG 2017年5月号(vol. 60)の「EU理事会と議長国について教えてください」をご参照ください。
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