ボスニア・ヘルツェゴビナがEU加盟申請　－2月15日

オランダのクーンデルス外相（中央）に文書を手渡す、ボスニア・ヘルツェゴビナのチョービッチ評議会議長（左）。右はモゲリーニ上級代表（2016年2月15日）

2016年2月15日、旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナのドラガン・チョービッチ評議会議長が、ブリュッセルでEU理事会議長国オランダのベルト・クーンデルス外務大臣に文書を手渡し、EUへの加盟を申請を行った。

旧ユーゴスラビアからは、スロヴェニアが2004年に、クロアチアが2013年にEU加盟を果たし、モンテネグロ、マケドニア旧ユーゴスラビア、セルビアの3カ国が加盟申請を経て候補国の地位を得ている。同日、EUのフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表と欧州委員会のヨハンネス・ハーン欧州近隣政策・拡大交渉担当委員は、20年前にはすさまじい紛争のさなかにあった同国のEU加盟申請を祝し、共同声明を発表した。