2020.12.17

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ウィーンのEU代表部、クリスマス無観客配信コンサート開催

ウィーンのEU代表部、クリスマス無観客配信コンサート開催

2020年はEU創設のきっかけとなった「シューマン宣言」の70周年および国連創設75周年にあたり、加えて、ベートーベン生誕250周年でもある。また、間もなく迎える2021年1月1日は、EU代表部を統括する欧州対外行動庁(EEAS)の正式稼働開始10年目にもあたる。これらを記念して、オーストリア・ウィーンにあるEU代表部は12月19日に、シェーンブルン宮殿の宮廷劇場でクリスマス・コンサートを無観客で開催し、オンラインで世界中に配信する(後日の視聴も可能)。なお、ウィーンのEU代表部は、同地に拠点を置く国連諸機関などの国際機関に対してEUを代表している。

「Together as One ~EU Multilateral Christmas Gala 2020 ~」と銘打った約1時間半のこのコンサートは、本年5月9日のEUの記念日「ヨーロッパ・デー」に同代表部が主催したオンラインコンサートに続くもの。異なるジャンルの9人のアーティストが別々の場所で中継演奏した特別なアレンジのベートーベンの第九交響曲が、今回は初めて一緒にライブ演奏される。

同代表部は、今回のクリスマスコンサートをヨーロッパ・デーでのコンサートに続き、EUの連帯を示すとともに、多国間協力こそが地球規模の課題への解決を見出す鍵となる、というメッセージを伝える機会としたいと考えている。

「Together as One ~EU Multilateral Christmas Gala 2020 ~」

  • ライブ放送日時:2020年12月19日(土)19:00~(日本時間12月20日 03:00より)
  • 視聴手段:YouTubeFacebookInstagramTwitterなどのソーシャルメディア。後日の視聴も可能
  • プログラムなどの詳細(英語):在ウィーンEU代表部のウェブページ
  • 協力:ボザール芸術センター(ベルギー・ブリュッセル)、在ウィーン・ドイツ代表部/EU理事会ドイツ議長国、国連創設75周年 ”UN75”、ウィーン市/”Wien Beethoven 2020”、ドイツ・ボン市 ”BTHVN2020”、EEAS創設10周年 ”EEAS10”

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