Feature 特集

雇用と成長を取り戻す欧州の投資計画
EUは今後3年間で総額3,150億ユーロに及ぶ大 規模な官民投資計画を実施する。 世界的な金融危機以来、景気低迷と高い失業率が続くEU。再び欧州に経済成長と 雇用をもたらすべく、ユンカー欧州委員会委員長が打ち出 した投資計画の目的 と背景、仕組みなどを紹介する。
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新駐日大使に聞く日・EU関係の今後
2014年12月に就任したヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ新駐日EU大使。対アジア外交のエキスパートでもあり、東洋文化にも造詣が深い新大使に、これからの日・EU関係や任期中の目標、外交哲学などについて話を聞いた。
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史上最大規模のEU研究助成プログラム開始
2014 年に始まった欧州連合(EU)の研究・技術開発資金助成計画「ホライズン2020」は、7年間の助成総額が800億ユーロと史上最大規模。知識主導型経済を推進することで欧州の競争力を強化し、経済成長と市民生活の改善を目指している。
PART 1 FP7を受け継ぐ過去最大の資金助成
PART 2 拡大を続ける日欧の協働
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欧州の変革目指す「ユンカー欧州委員会」が始動
ジャン=クロード・ユンカー委員長が率いる新欧州委員会が発足した。経験 豊富な人材による「重厚な布陣」が特徴で、「欧州を再度雇用と成長の道に戻す」ことを最重要課題に掲げ、経験豊富な人材を集めた「重厚な布陣」で今後5年間、EUの舵取りを担うことになる。
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平等と人権に基づく開発援助を訴えるEU
貧困撲滅などを目標とする「国連ミレニアム開発目標」の達成期限が来年に迫る中、EUは、次の国際的な開発目標 に対する方針をまとめた「野心的」な政策文書を本年6月に発表した。「人権」を中心に据えるその考え方や背景を紹介す る。
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「死刑制度のない世界」を目指すEUの取り組み
人権を重視する欧州連合(EU)は、日本をはじめとする死刑存置国に、一貫して制度廃止を求めている。欧州の経験や世界の潮流を概観し、なぜEUは域外国に働きかけるのかを解説する。
PART 1 欧州における死刑廃止の取り組みと歴史
PART 2 世界的潮流である死刑制度廃止と日本
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ジェンダーバランスの実現にかけるEU
男女平等実現に取り組んできた欧州連合(EU)。さらなる一歩として企業取締役の女性比率40%を義務化する法律導入に向け動き出した。EUにおける女性進出の現状と動向を解説する。
PART 1 欧州における女性登用・活用の状況
PART 2 男女平等と持続可能な経済成長に向けて
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駐日EU代表部開設40周年
EUの進化に伴い権限も格段に大きくなった駐日EU代表部。日・EU関係の歩みと、その円滑な進展に果たす代表部の役割を紹介。
PART 1 代表部が見た日・EU関係、40年の歩み
PART 2 駐日EU代表部、現在の役割と今後
資 料 年表:日・EU関係の主な出来事
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グローバル人材を育てる EUの取り組み
自国以外での教育・訓練を資金援助する欧州連合(EU)の「エラスムス・プラス(Erasmus +)」プログラムの一部は、EU域外からの留学生にも開かれている。
PART 1 継続、進化する留学支援プログラム
PART 2 東京と京都で開催された「欧州留学フェア2014」
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EUの将来がかかる欧州議会選挙
2014年5月22日~25日にかけて、欧州連合(EU)全域で、5年に一度の欧州議会選挙が実施される。有権者数は約4億人。市民が選挙で構成員を選ぶEU唯一の機関であり、これまで以上に大きな権限を備えた欧州議会の全751議席が争われる今次の選挙は、EU諸機関の将来を方向づける重要なものとなる。
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EUの金融を安定に導く「銀行同盟」
債務危機によって得た数々の教訓を生かし、欧州連合(EU)は「銀行同盟」確立に向け、着実に金融改革を進めている。
PART 1 銀行同盟設立の背景と目的
PART 2 専門家に聞く「銀行同盟」
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一つの声で世界に発信するEU
欧州連合(EU)は今や、国際舞台において一つの声で発信し、外交・安全保障の分野では加盟国共通の立場や共同行動を取るようになった。
PART 1 EUの外交政策遂行の仕組み――進化と発展
PART 2 EUの外交政策の具体例
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