EU理事会と欧州理事会のロゴ
EU加盟国とEUの首脳は、欧州理事会を開催し、以下のような議題を取り上げる。
- 共通庇護制度の改革を含む、移民・難民政策の内外両側面
- リーダーズアジェンダの下、最近議論された税制、イノベーションおよびデジタルなどについての結論
- 2018年のヨーロピアン・セメスターの下、国別勧告の承認
- スケジュールを含む、将来の多年次財政枠組み(MFF)
- 貿易
- 7月の北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議を前にした、EU・NATO協力。特に防衛に関する常設協力枠組み(PESCO)などのさらなる作業
- 軍事モビリティ、欧州防衛基金(EDF)、欧州防衛産業開発計画(EDIDP)および文民的共通安全保障・防衛政策(CSDP)
さらに、欧州理事会はEU条約の脱退条項(第50条)に基づき、英国を除く27加盟国の形で、英国の脱退交渉の現状を総括し、進捗に関する結論を採択する。
最後に、27加盟国の包括的な形でユーロ圏首脳会議(ユーロサミット)を開き、経済通貨同盟(EMU)の改革について議論する。
会合の結論はこちら(英語)
結論の仮抄訳はこちら(2018年7月2日)