欧州連合(EU)と国連は、4月24日と25日、第2回「シリアおよび地域の将来の支援に関するブリュッセル会合(Supporting the future of Syria and the region)」(Brussels II)の共同議長を務める。シリア紛争が8年目に突入する中、人道状況は悪化の一途をたどっている。人道援助を必要としている同国民は1,300万人を超えており、国外へ追われた難民も500万人以上となっている。このような状況に鑑み、同会合の目的は、シリア国内と近隣諸国に向けた人道援助を確保することになるが、さらなる支援とともに、援助を緊急に必要としている場所に届けるための努力の増強を宣言する機会ともなる。同会合は国連主導の平和プロセスへの政治的支援を集めることも目的としている。同会合は、85を超える国々と機関を代表し、閣僚級の参加により実施される。
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