Question corner 質問コーナー

英国の「合意なき離脱」へのEUの対応は?

10月31日の英国のEU脱退期限が迫る中、脱退協定は未だ英国議会に批准されていない。脱退協定はなぜ必要なのか、また依然として可能性が残る「合意なき離脱」に対しEUはどのような準備をしているのか、などを解説する。

EUの新しい著作権指令について教えてください

EUはグローバル化とデジタル化が進む時代に対応するため、旧来の著作権ルールを見直し、2019年4月に新しい指令を採択した。これにより、オンライン市場で作家やアーティストの著作権を保護するとともに、EU全域で著作権が保護されたコンテンツの公正な利用を促し、広く共有できるようになる。本稿では、市民生活にどのような影響があるのかを中心に解説する。

EUが最近採択した、一部のプラスチック製品を禁止する新指令について教えてください

EUは、海洋ごみの8割以上を占めるプラスチック製品を大幅に削減するため、特定のプラスチック製品の販売禁止を含む、大胆な施策を取ることとした。2019年5月に採択された先進的なEUの「プラスチック指令」について、その内容と意義を解説する。

2019年欧州議会選挙について教えてください

EUにとって2019年は、5月下旬の欧州議会選挙に始まり、秋のEUの首脳人事および新欧州委員会の発足を控え、大きな節目の年となっている。中でも欧州議会選挙の結果は、EUの将来のみならず世界の他の地域の政治にも影響を与えるだろう。注目を集める欧州議会選挙の仕組みや課題、英国脱退(離脱)との関係などを説明する。

EU・英国間の脱退協定案について教えてください

EUと英国の間で行われた約17カ月にわたる交渉を経て、2018年11月14日に合意した「脱退協定」案。これが発効し、英国の秩序あるEU脱退を可能にするには、日・EUそれぞれの法制にのっとった批准手続きの完了を必要とするが、英国議会下院は2019年1月15日、この脱退協定案を否決した。本稿ではあらためて、交渉の過程を振り返り、協定案の主な内容を紹介する。

米国離脱後のイラン核合意におけるEUの対応は?

2018年5月8日、米国のドナルド・トランプ大統領は包括的共同行動計画(JCPOA)から離脱し、イランに対して再び制裁を加えることを発表した。これを受けたEUは、真の欧州の政治的コミットメントを反映し、JCPOAの履行に全力を挙げて取り組んでいる。

食品廃棄物の削減に向けたEUの取り組みとは?

世界的な規模で人類が直面している食品廃棄は、一般市民が日常生活の中で意識しながら解決に向けて取り組める、最も身近な問題の一つ。欧州連合(EU)は、食品廃棄物削減のために立法やさまざまな対策を積極的に推進している。

EUの常設軍事協力枠組み(PESCO)について教えてください

最近、欧州連合(EU)の安全保障・防衛政策で脚光を浴びている「常設軍事協力枠組み(PESCO)」。PESCO進展の背景や具体的な内容から、EU・NATOとの関係、そして今後の動向にまで視野を広げながら解説する。執筆は、植田隆子東京大学大学院元特任教授/外務省欧州連合日本政府代表部元次席大使。

シェンゲン協定と日本人のビザなし滞在について教えてください

EUの22カ国とEFTA加盟国で構成する「シェンゲン圏」では、原則的に出入国検査なしに自由に国を行き来することができる。圏内に短期滞在する際のビザ免除の条件や滞在可能日数、その計算方法などを解説する。

EUと北朝鮮の関係について教えてください

朝鮮半島の政治的・軍事的緊張が高まる中、外交的解決のために共に取り組んでいるEUとそのパートナー諸国。北朝鮮が昨今行ってきた核実験や弾道ミサイル発射を非難し、国際社会と歩調をそろえて対北朝鮮制裁を強める一方で、EUは緊急時における人道援助や人権状況の改善に取り組んできた。

EUが導入予定の出入域システムについて教えてください

EUの対外国境管理を増強する新しい「出入域システム」が、2020年から導入される。これにより、テロや犯罪への対策が強化されるほか、日本人を含むEU域外国の国民が、シェンゲン圏へよりスムーズに出入りできるようになることが期待されている。

EUの安全同盟について教えてください

市民が安心・安全に暮らせることを目指して、EUは加盟国と連携しながらテロ対策やサイバーセキュリティ強化、対外国境警備増強などに当たり、EU域内で実効性のある真の「安全同盟」が構築できるように取り組んでいる。