TAG 日・EU関係

多文化環境で働くことを選んだ2人の親日外交官
駐日EU代表部で働く外交官を紹介するシリーズの2020年第1弾は、本年2月で発効1周年を迎えた日・EU経済連携協定(EPA)の履行をサポートする通商部のサラ・ゼンナーロ アトレ副部長、そして多忙なフロアEU大使の秘書を務めるデシスラヴァ・ゲレヴァ=ビヴェルさんの2人に、仕事や日本に対する思いを聞いた。
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先人たちの平和共存の願いを込めて欧州の地に日本庭園を
異なる文化の間で生き、平和共存のために身を捧げた人々の足跡を今に伝えるために、欧州5カ国で7つの石庭を仲間と共に造った日本人女性がいる。1・2月号の「注目の話題」で紹介した、EUが掲げる理念の礎である「パン・ヨーロッパ」の在り方に共鳴し、シュミット村木眞寿美さんが日本の美意識を反映させて表現したかった世界とは――。村木さんの石庭づくりに託す思いを語ってもらった。
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EUが掲げる理念の礎となったパン・ヨーロッパ思想と運動
70年以上もの平和を守り、共通の制度と理念の下で統合された“一つの欧州”、すなわち現在のEU。その理念の土台となった「パン・ヨーロッパ」運動の提唱者であり、日本人を母に持つリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーは、いかにして自身の思想を深め、運動を展開していったのか。クーデンホーフ=カレルギー家の評伝などを著したノンフィクション作家、シュミット村木眞寿美さんに話を伺った。続く3・4月号では、パン・ヨーロッパや日欧文化の懸け橋となった先人たちの功績を記念した、村木さんの石庭づくりを紹介する。
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日欧の第5世代移動通信システム(5G)導入の取り組み
デジタル時代にふさわしい次世代の5Gネットワーク構築を目指し、世界各国でインフラ整備が進んでいる。導入に伴うセキュリティリスクが懸念される中、日本とEUの取り組みを紹介する。
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日・EUのさらなる連携に注力する政治部の新任外交官
本年は、2月の「戦略的パートナーシップ協定(SPA)」暫定適用開始、9月の「持続可能な連結性および質の高いインフラに関する日・EUパートナーシップ」署名など、日・EU間の協力関係強化につながる出来事が続いた。こうした数々の合意のフォローアップで要となるのが、駐日EU代表部の政治部だ。この夏から秋にかけて着任したホネカンプ部長、ヴァンハウト一等参事官、ポーラック参事官の三人に、新しい任務への思いや抱負を聞いた。
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日本とEU、初の共同修士課程プログラムを選定
日本とEUは、両地域の修士課程の学生を対象とした初の「日・EU共同修士課程プログラム」の共同公募を行い、このほど3つのプログラムが選ばれた。EUにおける教育の国際化とともに、高等教育分野での日・EU協力の進展にも触れる。
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