2026.2.3
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EU MAGの読者の皆様、遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。2026年の年始より、皆様が充実した時間を過ごされたのであれば幸いです。
今年は、干支が丙午(ひのえうま)に当たり、「火」の情熱とエネルギーが「馬」の躍動感とスピードに重なる、急激な変化の年になると言われています(私自身が丙午の年男なので、当然、知っておくべきことですが)。年初からの日本の国内外の動静を見ても、実際にそのような傾向が見受けられます。
地政学的な緊張の高まりや大国間の競合、経済や技術面での混乱や気候の不安定化がもたらすかつてない変化により、80年にわたり維持されてきた国際秩序が今まさに大きな再編の時を迎えています。
このように不透明な時代の中、欧州連合(EU)と日本のパートナーシップはかつてなく強固になっています。EUは、民主主義、人権、そして世界の平和と安定の基盤としての国連憲章を礎とするルールに基づく国際秩序を断固として支持し続けています。こうした原則や価値を共有する日本は、私たちにとって揺るぎないパートナーです。
EUと日本の間には、「戦略的パートナーシップ」と「経済連携協定」を筆頭に、安全保障・防衛からグリーンとデジタルの移行、科学や教育に至る様々な政策分野を対象とした数多くの協力枠組みがあります。直近では、2025年12月末に、EUの研究とイノベーションを支援する枠組み計画「ホライズン・ヨーロッパ」への日本の準参加に関する交渉でEUと日本は合意に達しました。
今年は、2025年の日・EU定期首脳協議の成功を踏まえて、「日・EU防衛産業対話」の立ち上げ、日・EU情報保護協定に関する正式交渉の開始、両首脳が立ち上げた「競争力アライアンス」の更なる展開など、様々な施策を通じて前進する年となることを期待しています。
このような激動の時代の課題に対応するには、信頼できるパートナー間の強い結束が不可欠です。私は、EUと日本はより一層深化した、力強い戦略的なパートナーシップを構築できると確信しています。そして、その目的に向けて、日本の関係者の皆様と共に取り組むことを楽しみにしています。
ジャン=エリック・パケ
駐日欧州連合特命全権大使
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