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安全保障・防衛やEMUなどで改革を進めたEU首脳 ~欧州理事会の結論~

昨年12月に開催された、2017年を締めくくる欧州理事会(EU首脳会議)では、常設軍事協力枠組みの創設やEMUのさらなる深化、また英国のEU脱退に向けた交渉の次段階への進展などで合意が見られ、分断化が進む国際情勢の中で、団結して改革と前進を続けるEU首脳の強い政治的意志がうかがわれた。

欧州委員会委員長の2017年「一般教書演説」と優先課題の進捗状況

欧州委員会のユンカー委員長は、本年9月13日に欧州議会で「一般教書演説」を行い、「EUの経済は復調しており、英国の離脱決定を巡って27カ国の団結は強まっている」と述べた。また、今後の重点的な取り組みを提示し、2014年の就任時に掲げた「10の優先課題」の進捗状況も発表した。

駐日EU大使に聞く「欧州の将来」と「日・EU関係」

英国のEU離脱決定を受け、脱退交渉や欧州の将来像に関する議論が進行中のEUの動き、また、本年7月に政治合意に至った日・EUの経済連携協定と戦略的パートナーシップ協定の意義と見通しを中心にイスティチョアイア=ブドゥラ駐日EU大使に話を聞いた。

国際社会で果たす役割を強化するEUと中国

EU・中国関係の現状を解説するとともに、6月に開催されたEU・中国定期首脳会議の概要を紹介する。

EU理事会と議長国について教えてください

欧州連合(EU)の主要機関の一つであるEU理事会。加盟各国の閣僚から構成され、主たる役割は、欧州議会と協力してEUの法律を成立させるとともに、政策の調整をすることだ。その位置付け、役割、組織構成、意思決定のプロセス、さらに同理事会の議長国制度について解説する。

欧州理事会、英国との脱退交渉指針を採択 -4月29日

2017年3月29日に英国が欧州理事会に対し、欧州連合(EU)と欧州原子力共同体から脱退する意志があると通告したことを受け、英国を除くEU首脳は4月29日に特別欧州理事会を開催し、英国との脱退交渉に関する指針を採択した。

欧州の将来を見据えた白書とローマ宣言

3月25日、欧州連合(EU)27カ国の首脳らがローマに集い、EUの将来に関する議論の道標となる「ローマ宣言」を採択。新しい欧州に向けて動き出した。PART 1では、ローマ宣言の紹介とともに…
PART 1 ローマ宣言と白書が浮き彫りにするEUの現状と将来像
PART 2 白書が提示する欧州の将来の5つのシナリオ

欧州理事会について教えてください

欧州連合(EU)主要機関の一つである「欧州理事会」。加盟国の首脳、欧州委員会委員長らをメンバーとし、全体的な政治指針と優先課題を決定するEUの政治的最高意思決定機関だ。EU首脳会議とも呼ばれている欧州理事会の位置付けや仕組み、活動、常任議長の役割などを解説する。

英国の離脱通告で強まるEUの結束

3月末の数日は、欧州連合(EU)にとって慌しい日々となりました。ローマでは、27の加盟国の首脳がローマ条約調印60周年を記念して集まり、欧州統合プロジェクトが直面している新しい課題に対応するための「ローマ宣言」を採択しました。数日後、英国がEU離脱の意思を正式に表明しました。

英国、EU離脱を正式に通告 ―3月29日

2016年6月23日の国民投票の結果を受け、英国のテリーザ・メイ首相は2017年3月29日、EU離脱を欧州理事会に正式に通告した。