TAG 機構・制度

EUが導入予定の出入域システムについて教えてください

EUの対外国境管理を増強する新しい「出入域システム」が、2020年から導入される。これにより、テロや犯罪への対策が強化されるほか、日本人を含むEU域外国の国民が、シェンゲン圏へよりスムーズに出入りできるようになることが期待されている。

安全保障・防衛やEMUなどで改革を進めたEU首脳 ~欧州理事会の結論~

昨年12月に開催された、2017年を締めくくる欧州理事会(EU首脳会議)では、常設軍事協力枠組みの創設やEMUのさらなる深化、また英国のEU脱退に向けた交渉の次段階への進展などで合意が見られ、分断化が進む国際情勢の中で、団結して改革と前進を続けるEU首脳の強い政治的意志がうかがわれた。

欧州委員会委員長の2017年「一般教書演説」と優先課題の進捗状況

欧州委員会のユンカー委員長は、本年9月13日に欧州議会で「一般教書演説」を行い、「EUの経済は復調しており、英国の離脱決定を巡って27カ国の団結は強まっている」と述べた。また、今後の重点的な取り組みを提示し、2014年の就任時に掲げた「10の優先課題」の進捗状況も発表した。

EUの安全同盟について教えてください

市民が安心・安全に暮らせることを目指して、EUは加盟国と連携しながらテロ対策やサイバーセキュリティ強化、対外国境警備増強などに当たり、EU域内で実効性のある真の「安全同盟」が構築できるように取り組んでいる。

英国にあるEU機関の移転先はアムステルダムとパリに決定

EU理事会は11月20日、現在ロンドンに置かれている欧州医薬品機関(EMA)と欧州銀行監督機構(EBA)をそれぞれアムス テルダムとパリに移転すると決定した。

英国のEU脱退をめぐって交渉がスタート

昨年6月に英国で行われた国民投票により、英国のEU脱退が決定して1年余り。本年6月に脱退に関する交渉の第1回会合が開かれて以来、EUと英国の間で討議が進んでいる。本稿では、これまでの会談や交渉の過程を振り返る。

発効30周年を迎えた単一欧州議定書 ~EU統合の一里塚~

3月のローマ条約調印60周年、7月の「単一欧州議定書」発効30周年など、2017年は欧州統合の発展において重要な節目の年となった。今号はEC/EUの「深化」を促進した単一欧州議定書の目的や意義などを考察する。執筆は、田中俊郎慶應義塾大学名誉教授/ジャン・モネ・チェア・アド・ペルソナム。

英国にある2つのEU専門機関の移転先に23都市が立候補

欧州連合(EU)理事会は、英国のEU脱退とのからみで将来的にロンドンからの移転が必要な、欧州銀行監督機構(European Banking Authority=EBA)と欧州医薬品機関(European Medicines Agency=EMA)の2つのEU専門機関の受け入れ先として、7月31日の締め切りまでにそれぞれ8件と19件の申し出があったと、8月1日付けで発表した

ブルガリアのガブリエル氏、デジタル経済・社会担当委員に任命

2017年7月7日、欧州連合(EU)理事会は、ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長との共通の合意(common accord)により、マリヤ・ガブリエル氏(写真)を、デジタル経済・社会担当の欧州委員会委員に正式に任命した。

エストニア、初のEU理事会議長国へ ー7月1日

2004年5月1日にEUに加盟したエストニア共和国が、2017年7月から半年間、初めてEU理事会の議長国を務める。