2013.11.18

OTHER

チオロシュ委員来日、EU品質認証食品をPR -11月11日

チオロシュ委員来日、EU品質認証食品をPR -11月11日

2013年11月11日、EUの品質認証食品の生産者31団体の代表をともなって来日した欧州委員会のダチアン・チオロシュ農業・農村開発担当委員が、「Tastes of Europe, Quality Guaranteed ヨーロッパの本物の美味しさ、確かな品質」と銘打ったキャンペーンの下、メディアや食品業界関係者に向けてEU産の高品質な農産物の普及促進を訴えた。チオロシュ委員は、原産地呼称保護(PDO)・地理的表示保護(PGI)・伝統的特産品保証(TSG)・有機農産物というEUの4つの品質認証マークは、厳格な規定に基づいて生産された真正の製品であることを保証しているとし、安全で安心な食を求める日本の消費者の認知が高まることに期待を寄せた。キャンペーンでは委員の記者会見に続き、日欧のシェフ5人によるEUの品質認証食材を用いた料理の実演が行われたほか、業界の方々向けに同品質保証制度に関するセミナーも行われた。

同キャンペーンでは、そのほか、料理学校ル・コルドン・ブルーとのコラボでEUの品質認証食材を使ったレシピーコンテストが行われたほか、ぐるなびの協力で都内10軒のレストランで同食材を用いた特別メニューが味わえる「Tastes of Europe レストランウィーク」も実施。さらに12月初旬にはタレントの真鍋かをりさんをキャスターにキャンペーンを追った番組がフーディーズTV(http://www.foodiestv.jp)で放映される。

なお、訪日中、委員は林農林水産大臣ら日本の農林水産関係者と会合を持ち、農業や貿易関係についての意見交換を行ったほか、千葉県の農場を視察した。現在交渉中の日本とEUの自由貿易協定(FTA)によって日欧貿易の拡大が見込まれているため、双方の製品の品質を保証し情報を提供することで信頼を構築していくことはますます重要になってくる。また、日本で食材の虚偽表示問題が広がる中、高品質な食品を世界に普及していくため官民一体となって厳格な品質認証制度を運用するEUの取り組みを紹介できたという意味でも、今回の委員の来日およびキャンペーンはまさに時宜を得ていたといえよう。

 関連記事

欧州の本物の美味しさを保証する認証制度」(2013年11月号 政策解説)

人気記事ランキング

POPULAR TAGS