英国出身ヒル委員の辞任 ―7月15日

2016/07/16

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ヒル委員の辞任の申し出に、ユンカー委員長は「ヒル委員のような経験豊かな政治家の辞任は非常に残念だ」と述べた

欧州連合(EU)離脱に関する英国国民投票の結果を受け、6月25日にジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長(写真)に辞任を申し出ていた英国出身のジョナサン・ヒル委員(金融安定・金融サービス・資本市場同盟担当)の辞任が、7月15日深夜零時に発効した。ヒル委員の担当職務は、翌16日よりヴァルディス・ドムブロスキス副委員長に引き継がれた。

EU基本条約下の現行の取り決めでは、欧州委員会は、1加盟国1名の委員の計28名で構成される。そのため、ユンカー委員長は英国首相と、ヒル委員に代わる英国籍の委員候補者および担当職務について速やかに協議することになっている。新たな委員の任命は、欧州議会に諮問した後、欧州委員会委員長とEU理事会(閣僚理事会)の共通の合意により行われる(「EUの機能に関する条約」第246条第2段)。

 

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2016/07/16

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