エストニア、初のEU理事会議長国へ ー7月1日

ユンカー委員長(左)とトゥスク議長(右)出席の下、議長国オープニングセレモニーでスピーチするエストニアのユリ・ラタス首相(2017年6月29日) Photo by Estonian Presidency

2004年5月1日にEUに加盟したエストニア共和国が、2017年7月から半年間、初めてEU理事会の議長国を務める。6月29日には首都タリンで議長国のオープニングセレモニーが開催され、トゥスク欧州理事会議長とユンカー欧州委員会委員長が出席した。

「Unity through balance(バランスを取ってまとまる)」をモットーに、エストニアは「開放的で革新的な欧州経済」「安全で安心は欧州」「デジタル欧州とデータの自由移動」および「包摂的で持続可能な欧州」の4つの優先事項を掲げている。ちなみにバランスの理念は議長国ロゴのデザインにも反映されている。

リスボン条約(改正基本条約、2009年12月発効)で導入された「トリオ議長国」制度の下、エストニアは後続のブルガリア(2018年前半)およびオーストリア(2018年後半)と共に18カ月間の長期的優先事項も設定した。本年3月のローマ宣言に沿って、トリオ議長国は27カ国からなるEUの将来に関する議論を前進させる。

期間 2017年7月1日~12月31日

関連情報

エストニア議長国のサイト(英語)
議長国の優先事項を解説したビデオ(英語)
トリオ議長国プログラム(英語)
エストニアに関する統計情報(EU統計局発表、英語)

「議長国」については、EU MAG 2017年5月号(vol. 60)の「EU理事会と議長国について教えてください」をご参照ください。