2018年の欧州グリーン首都、ナイメーヘンが始動 -1月20日

環境保護と経済成長を両立させるとともに、人々の生活の質を向上させる地域の取り組みをたたえ振興する、欧州委員会の「欧州グリーン首都賞(European Green Capital Award」。2018年1月20日、昨年のドイツ・エッセンからの引継ぎ式典が行われ、オランダ・ナイメーヘンが正式に2018年の「欧州グリーン首都」のタイトルを名乗ることとなった。

オランダ東部に位置する同国最古の街ナイメーヘンは、長年にわたって環境と持続可能性を重視した街づくりに取り組んできたことが評価され、2016年の審査で本年のグリーン首都に選ばれた。ナイメーヘンではこの一年、健康、エネルギー、持続可能性に焦点を当てつつ、地域の強い経済を推進している姿を、数々のプロジェクトに市民と企業の参加を呼び込みながら、国内外にアピールしていく。

欧州グリーン首都賞は、EU加盟国とEU加盟候補国およびアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスの人口10万人以上の都市が対象。2019年はノルウェーのオスロに決定している。

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「欧州グリーン首都賞」(EU MAG 2013年6月号 政策解説)

関連リンク(英語)

欧州グリーン首都賞について(欧州委員会のサイト)