2013.8.13

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2013年後半の重要課題に備える夏

2013年後半の重要課題に備える夏

欧州人は長い夏季休暇をとる傾向があることで知られていますが、ここ日本でも月半ばにお盆休みがあるため、8月は1年で最も仕事関係の活動が少なくなる時期です。とはいえ、この小休止が、少し先を見据えて、9月以降にぎっしり詰まったスケジュールの中身に備えるための良い機会となることも確かです。

実は、日欧の間ではすでに今月末に、重要なイベントが予定されております。欧州議会の産業・研究・エネルギー委員会のメンバーが訪日し、衆議院の科学技術・イノベーション推進特別委員会の委員をはじめ、さまざまな関係者との会合を行うのです。科学技術は、2011年3月に日・EU科学技術協力協定が調印されて以来、両者間の協力が特に進展している分野です。持続可能な成長の達成と雇用創出の道を模索する円熟した経済圏として、日欧はともに同分野の戦略的重要性を認識しています。

未来指向の日・EU協力強化を目的としたこの産業・研究・エネルギー委員会の訪日は、それぞれの分野で今後の日・EU協力の強化を目指すもので、今春に日本との交渉を開始した戦略的パートナーシップ協定と自由貿易協定に基づく日欧間の重要な政策課題に沿うものです。秋には、広範な重要政策分野において高級事務レベルの協議が行われ、11月後半に東京で開催される予定の日・EU首脳協議に向けた準備を整えていくことになります。

ハンス・ディートマール・シュヴァイスグート

Hans Dietmar SCHWEISGUT
駐日欧州連合大使

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